主要人物
![]() 王翦 | 秦六大将軍 |
![]() 田里弥 | 王翦軍第三将 |
![]() 信 | 飛信隊隊長 |
![]() 舜水樹 | 李牧軍副官 |
![]() 虎白公 | 扈輒軍三将 |
![]() 竜布 | 扈輒軍三将 |
ストーリー
怨念返し
王翦・桓騎軍は宜安攻略を目指し北上。まずは途中の閼与という城を攻めていく。閼与に到着すると、王翦は本桓騎軍、壁軍、楽華軍、飛信隊には後方支援と他所からの敵の襲撃への防御を任せ、攻城戦は王翦軍のみで行った。本命である北部攻略のために軍を温存したいと考えていたのであった。
南壁から攻める田里弥軍は次々と梯子をかけ城壁を登ろうとする。

が、深手を負った城壁の閼与兵が登ってくる田里弥兵を道連れにしていくという鬼気迫る戦術に苦戦する。この戦術を伝えたのは閼与軍の総指揮を執る舜水樹。

この飛び降り守城戦において兵卒が取れる最上の手だが、通常命令があったとしてもここまで徹底してできることではない。が、閼与の兵は昨年桓騎に虐殺された投降兵たちの遺族たちで構成されており、秦軍に恨みを晴らす日を待ち望んでいた兵ばかりだった。そのため飛び降りという舜水樹の苛烈な戦い方を全兵が遂行できたのである。
決死隊
閼与軍の異常な士気の高さに苦戦していると、城内から扈輒軍の三将であった虎白公と龍白公の残党軍が打って出る。

虎白軍と龍白軍は虚を突かれて対応できずにいる王翦軍の合間を抜け、王翦軍全体の指揮を執っていた田里弥を急襲していった。「決死隊」という覚悟で城を出て桓騎の首を狙う虎白軍と龍白軍の勢いはすさまじく、田里弥の元まで迫ろうとしていたが、田里弥の危機を王翦自らが救援に駆けつけ救っていく。虎白・龍白軍は田里弥軍に包囲されるが、包囲網を突破していく。
包囲を突破した虎白・龍白軍はそのまま桓騎軍本陣を目指すが、そこに飛信隊が駆けつけ対峙する。飛信隊と交戦する中、龍白公が抜け桓騎の元を目指すが信が駆けつけ一刀で両断されてしまった。
龍白公がやられたことで限界を悟った虎白公は舜水樹の「桓騎の首を取るまでは泥水をすすってでも生き延びるべきではないのか」「脱出しろ虎白公、この戦いは始まったばかりだぞ」という言葉を思い出し、歯を食いしばりながら脱出の道を選んだ。閼与から脱した舜水樹と合流し李牧の元を目指す。
二択
閼与陥落。難城である閼与を落とせたものの、閼与の兵の想像以上の士気の高さに苦戦し、王翦軍は予定の3倍の日数と死傷者を出してしまった。さらに趙に取り戻されぬよう閼与には一定数の兵を置いていかねばならず、北上できる王翦軍は大きく縮小することになってしまう。
そこで連合軍は
- 王翦軍がある程度復活するまで全軍で閼与に留まる
- 王翦軍だけを閼与に置いて他軍で北上を開始し、予定通り北東部軍と合流して宜安を目指す
という二択を迫られることになる。王翦軍を置いていくことなると軍は予定の半数になってしまうが、北東部軍の数が20万という宜安攻略に十分すぎる数であることを知り、王翦軍の回復を待っている間に李牧に策を講じられる可能性を考慮し、王翦軍を置いた連合軍で北上を始める選択を取った。こうして李牧の目論見通り、閼与で秦連合軍の兵を半分にすることに成功したのである。
\ キングダムのストーリーをもっと見たい方はこちら /
コメント